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カワムツスペシャル−2004/10/11−
今日もアメリカナマズを狙いに行ってしまいました。カスミ水系。

体育の日の3連休は台風で天気は荒れ模様。
一日おいても川のコンディションは変わらないだろうと分かりつつもカスミへ。
流入河川も濁りはひどくないですが、かなり増水。いつもの足場は水の中。
ひとまず万能なエッグフライで探ってみます。
ここは流れ込みなのですが、生活排水なので、結構臭い。まぁ良い、釣れれば・・・。

特にアタリもありませんが、適当に流します。
浅瀬に来たところでインジケーターが止まったのでおもりが底に着いたと思い
軽くあおる。??魚か?軽く合わせると重みがロッドにかかります。

結構でかいぞ!!。ラインがでていきますが、頃合いを見てリールを使って
やりとりします。このリール、ドラグがあって無いようなものなので、ラインを
程良く押さえます。

何度か引っ張られながらも足もとまで寄せます。
なかなか立派なコイでした。久しぶりのコイの引き、楽しめました!!。

このコイを釣って場所を移動。
別の川へ行ってみるけど、こちらは濁りが少しひどい。残念ノーバイト。
おばちゃんに話しかけられる。「何釣りに来たの?ブラックバス?」
いえ、アメリカナマズです。
「何処から来たの?」栃木です。
「あれま〜栃木の方から!!」と毎度の事ながら驚かれる。もっと遠くから来てる人いっぱい居るでしょう!!。

本湖を見ながら車で流す。台風の影響で水位が高い。土手の反対側の田んぼより高い様ですね。
途中、コイ釣りのオヤジと話してみる。餌は練り餌。
話していた10分ほどで、3投して3投ともアメリカナマズ。
オヤジ曰く、コイが釣りたいんだよね〜。その1時間後くらい後、再度そこを通とオヤジの後ろには山のようなアメリカナマズが・・・。
まぁ、気持ちは分からないでもないけど、そこらに捨てるのは嫌だな〜。

この超マッディウォーターのカスミでは「音」とか「臭い」とか「振動」とかなくして釣るのは難しいのだろうか?
もう10月も中盤。残り少ないシーズンにひとまず釣るために不本意ながらフライに細工をする事にした。

もう時間も3時をまわっているので急いでスーパーを探す。

そこで買ったのは、「本生 うまさおろしたて生にんにく」と書いてあるお馴染みのチューブ入りニンニク。
臭い付きワームもあるので、ここまでなら許す事にしよう(笑)。

車の中で開けてみる。うっ、かなりのニンニク臭だ。料理にはなくてはならないニンニクも単体のチューブ入りはかなり強烈だ。
「おぇッ・・・」失礼。

本湖でそれらしいポイントを探し早速探る。ゾンカーにニンニクをまぶし、その辺の棒を使って馴染ませる。
あまり手で触るのはお勧めはできない。

何投かしてみる。時間にして10数分だろうか?

インジケーターが2回、スーッと沈んだ。
合わせると、魚の感触です。

ほぼアメリカナマズだと思いつつ、姿を見るまでは何とも言えません。
慎重に寄せてると魚が見えてきました。

やはりアメリカナマズです。

引きは日本のナマズと違う感じです。足もとまで寄せてみるも
私としたことが、つかむのに一瞬躊躇してしまいました。
いや〜、以外と不気味ですよ、このナマズ。

黒いポツポツ模様もちょっと微妙。

何とか陸へあげました。それほど大きくないですが、良しとしましょう。


目はぱっちりしてるし、尾ビレは立派だし、日本のナマズとは全然違いますね。


尾ビレ付近
しかし口が固くてフックが外れません。プライヤーで何とか外しました曲がってしまって使いものにならなくなってしまいました。
バーブレスにした方が良いでしょう。

フライを付け替えてニンニクをまぶして再度探ります。するとまたきました。

少し小さいですが2匹目です。しかし何とも言えない魚です。
なんか怒る?と背鰭と胸鰭が凶暴になるので注意(笑)。
左上の写真を見るとなんとなく感じがわかると思いますが、ネットにひっかかりますし、つかむと痛そうです。
別に毒があるとか、刺す訳ではないですが。やはり少々やっかいな様ですので、十分に気を付けて下さい。
今日は暗くなってきたので撤収しましたが、やはりこの魚は臭いが肝心な様です。
私としては、ルアーかフライで釣ることをテーマにしていますが、ニンニクを付けるのはご愛嬌って事で(笑)。

まぁ、どうしてもアメリカナマズを釣りたい時は、スーパーへ行くのも良いでしょう。
あと、あまりニンニクに触ると帰りの車の中がニンニクの臭いが充満して気分が悪くなる可能性がありますので
十分に注意して下さい(笑)。

なかなか良い釣りであった。

おわり
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